田中哲也
2006 SUPER GT Round2
4月8-9日に岡山国際サーキットで開催された2006スーパーGT Round2を観戦。
このレースにはGT300に田中哲也氏が出場、応援を兼ねてピットを訪ねて見ました。昨年の最終戦の鈴鹿サーキットで豪雨の中、見事にGT300で優勝し、今年もGT300のチャンピオンを目指して出場されています。
開幕戦の鈴鹿では惜しくもリタイヤに終わったが、得意とする岡山国際サーキットに於いて表彰台を目指す。
スーパーGT選手権は、日本で開催されるレースの中でフォーミュラ日本と並ぶ最大のイベント。ここ、岡山国際サーキットには5万人を越える観客でごった返していました。4月8~9日は中国からの黄砂の影響をうけ、特に土曜日はストレートエンドの山も黄砂で霞み、これ程の黄砂は見た事が無い。
JIM GAINERの11号車はGT300の予選5番手、ファーストドライバーに田中哲也氏が乗り込む、オープニングラップでGT500クラスの車両数台が接触、田中さんは混乱に巻き込まれず、BOXSTER、アドバンZとバトルをしながら周回を重ね、青木孝行氏にドライバーチェンジしNo.11青木孝行氏の3台がレース終盤まで激しく争った。そこをうまくこなしたNo.11の田中哲也・青木孝行組が2位となった。今年初の表彰台へ
田中選手が駆るJIM GAINERの11号車フロントブレーキ、イギリスのアルコン社製の6ピストンキャリパー、水冷で、キャリパー中央には温度計が装着されている。レースの世界では穴あきローターは見かけなくなってきた。
ブレーキパッドの厚みが、我々の車の倍くらいの厚みのパッドが装着されていた。
レース開始前のピットでは入念な作業が続く、エンジン内部を医師が使う内視鏡で精密な検査作業が行われていた。
思わずJIM GAINERの11号車の下部を覗き込む儀間さん。
一般の観客の方には撮れないショットです。
ピットウォークの観客の方にドライバーはサインと記念撮影のサービス行っている。
桧井保孝
2006 SUPER GT Round2
クレフィール湖東でのドライビングレッスン等で、お世話になりました桧井保孝氏が2006スーパーGT選手権に出場されています。岡山国際サーキットに出向き応援観戦記。
桧井保孝さんはマルコ・アピチュラさんと組んで
No.88 アクティオ ムルシェRG-1をドライブします。
No.88 アクティオ ムルシェRG-1は2006年の開幕戦 鈴鹿サーキットに於いてGT300で初優勝されました。
今年はGT300のチャンピオン目指して幸先の良いスタートをきりました。
No.88 アクティオ ムルシェRG-1には開幕戦で優勝の為、規定により第2戦の岡山国際サーキットでは40Kgの錘を助手席に固定封印されて搭載。しかも、リストリクターで給気が制限されていて、桧井氏によると「140Kg」位背負って走っている感じでスピードが乗りませんとこぼしていました。予選はGT300クラスの10番手、表彰台は望み薄かなと弱気な発言に「完走狙いですか」と向けると、「いいえポイントは取ります」ときっぱり、いや大変失礼しました。
No.88 アクティオ ムルシェRG-1の助手席側に搭載された鉛の板、何か昔の罪人を白状させるように見えた。時代劇を見ていない人には解からないかも?
レースはファーストドライバーにマルコ・アピチュラさん、予定より早めにピットインして桧井保孝氏に交代、予選10番手でスタートしたが、そつなくまとめて順位をアップ、トップから1ラップ遅れの3位でフィニッシュ、見事に宣言とおりにポイントゲットし、GT300のポイントリーダーになった。