Porsche Club

ポルシェクラブ 大阪 イベントレポート

2013/11/23~2013/11/24 一泊ツーリング

ポルシェクラブ大阪 一泊ツーリング

岡山から望める瀬戸内海に浮かぶ小さな島、古民家などを利用してアートな町並みを作り出した瀬戸内芸術祭の開催や建築家の安藤忠雄氏が設計した地中美術館などで有名になった香川県直島への一泊ツーリングが天気に恵まれた少し寒さを感じ始めている11月下旬の祝日に行なわれました。

なかなか予約が取れないベネッセハウスの部屋数の制限によって沢山の参加ができませんでしたが、数台のポルシェが集い山陽自動車道の白鳥SAからフェリー乗り場がある宇野港までのツーリングが時間通りにスタートしました。

吉備SAから岡山在住の会員さんも同行して、前回のツーリングの際には立ち寄れなかった鷲羽山に向かうスカイラインを走り、ポルシェの操作性を満喫しながら山頂にある展望台までの道のりを楽しんでいました。また渋滞で集合場所に間に合わなかった会員さんも、やっと到着して全員揃って宇野港までのツーリングが再開しました。

ポルシェクラブ大阪 一泊ツーリング

廃材を利用した魚のアートや建物の壁面に彩られた絵画などが出迎える宇野港の乗船場に到着し、出航手続きを済ませてから出発までの時間を利用しながら作品などを鑑賞していました。
岡山の会員さんが見送るなか乗船してから20分ほどで、大きく赤いカボチャの作品が見える宮の浦港に到着、上陸を済ませてから島内の本村エリアに程近い所に担当理事さんの計らいで大きな駐車場に気兼ねもなく車を止めることができました。

ポルシェクラブ大阪 一泊ツーリング

家プロジェクトの鑑賞チケットを購入し、瀬戸内芸術祭の一環として行なわれたアートな町並みに変貌した街道を散策しながら、民家の空間を利用した作品やカフェ・レストランなどで昼食を終えて、宿泊先のベネッセハウスに向かい、チェックインを済ませてから夕食までの間にベネッセミュージアムの作品などを鑑賞している内に、館内テラスから薄っすらと望める瀬戸大橋を背景に沈んでいく夕陽を眺めながら至福のひと時を会員さんたちは感じていたのでしょう。

夕食は、客室から少し離れたテラスレストランで和気藹々な雰囲気のなか出されたフレンチやお酒などを頂き、暫しの団欒に身心を委ねながら楽しい時間が過ぎて行きました。

ポルシェクラブ大阪 一泊ツーリング

翌日は、ホテルの前で集合写真を撮り、前日に見て回ることが出来なかった家プロジェクトの新しい施設を見学しました。その建物の中に入ると深い暗闇が広がっていて時間の経過と共に暗さに慣れてきた時には眼前に微量の光りが浮かんでくるような不思議な作品に驚きと戸惑いを感じながら見ていました。

ポルシェクラブ大阪 一泊ツーリング

その後、地中美術館の見学に向かい坂道を登って行くと、小高い丘を利用した地中に隠れるように建築されているコンクリートの壁面に囲まれて随所に外光を取り入れた空間など安藤忠雄氏ならではの美術館に展示されている作品を鑑賞するためにできた行列は、作品のスケールの大きさ・奇抜さや作品自体の中を体感できるように工夫がなされていて、多人数で鑑賞するには作品を惹き立てる演出を実感できないように展示されているからなのでしょう。
瀬戸内海の自然豊かな景観に溶け込むような作品たちを後にして今回、企画された担当理事の努力に感謝をしながら帰りの船に揺られていました。

2013年11月23日(祝)・24日(日)
一泊ツーリング
香川県直島 方面