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PORSCHE PARADE 2004 in Suzuka 

2004年5月22・23日(土・日)               報告 村上 高志

去る5月22、23日の2日間、鈴鹿サーキットで開催された第9回ポルシェパレードに、
我が南東京代表として恥じぬよう??参加して参りましたのでご報告いたします。
21日(金)より前泊で気合を入れて鈴鹿入り。
サーキットホテルの敷地内に入るやいなや全国各地から集まってくるポルシェフリーク
の地響きのような図太いエキゾースト音が聞こえ、さらに武装した赤や黄色の歴代の
ポルシェが視界に飛び込み、既にその時点で自分のテンションは最高潮に達しており、
かなりの興奮状態でチェックイン。眠れぬ夜を過ごすのかなと思いきや、東京より往路
450キロの道のりの疲れの為かその夜は以外にグッスリ寝てパレード当日の朝を迎えました。
Pパレードのタイムテーブルは以下の通りです。

5月22日(土)
・11:00~12:00  ライセンス講習
・13:00~13:45  フリーラン1
・13:45~14:30  フリーラン2
・14:30~15:15  タイムアタック
・15:15~16:00  フリーラン3
・18:00~18:30  ポルシェクラブ第18回年次総会
・19:00~21:00  ディナーパーティ
5月23日(日)
・ 9:00~ 9:45  フリーラン4
・ 9:45~10:30  フリーラン5
・10:30~12:00  パレードラン
・12:30~       フェアウェルセレモニー 
 曇り空の当日の朝、サーキットのAパドックに行くとそのポルシェの数のおおいこと多い事!
 歴代のポルシェ達をこんなに一同に見る機会なんてそう有るものではありません。
全部でおいくら…なんて考えたのはこの私だけ?ナローから最新のGT3RSやカイエンまで
総勢100台以上、壮観でした。
 初めてのサーキット走行に備え午前中のライセンス講習を受けて、ピットサロンの各ブース
や展示してあるカレラGTなどを見て回りましたが、何か寂しいというか華が無いというか…。
そうです!サーキットには切っても切れない存在のレースクィーンが皆無!
話しによると前回までは彩りがあったそうで、不況下でのコスト削減の風がどうやらここまで
吹いているとは…恐るべしです。
 午後からフリーランが開始。2回のフリーランの後、タイムアタックがありました。
結果はディナーパーティで発表、表彰式もあるとの事です。私は毎回好例のプロドライバー
同乗によるドライビングクリニックと3回目のフリーランに申し込み、いよいよサーキット
デビューです。 先ずはドライビングクリニック。 プロドライバーの名前は興奮状態の中で
挨拶を交わした為忘れてしまいましたが(同乗されたプロの方スミマセン!)
最初に30分弱自分の996カレラTip-Sを運転してもらい、その助手席に同乗して感覚を覚える
というものでした。それにしても凄い!の一言。 同じ車なのにこんなにポテンシャルが
引き出せる走りが出来るのか…!同じ回にフリー走行しているターボやGT3を軽く蹴散らして、
シューマッハ状態で独走。やはりドラテクなんだな~と痛感しました。
その間走行中にプロドライバーに質問攻めでしたが、プロの方は余裕?で運転しながら丁寧に
答えてくれました。 さすがはプロ!完璧なお仕事をこなします。その後ピットに戻り、
お礼を言って一人取り残された私は、イメージコントロールで琢磨になりピットアウトして
10週近くその初のサーキットの走りを満喫いたしました。 やはり1コーナーの飛び込み
は恐怖感が伴う一番スリリングなポイントで、超初心者の自分はかなりブレーキングポイント
が早く、毎週回パッシングされるポイントでもありました。
チェッカーフラッグが振られ無事ピットに戻ってきたときは思わずホッとしましたが、直ぐに
又走りたいという気持ちが強くなる自分を感じました。

 その日の夜6時からPCJ年次総会があり、03年の決算報告や04年の予算案、新支部の
発足等の報告があり、7時よりサーキットホテルにてディナーパーティが開かれました。
今年は本国ドイツのポルシェAGや香港、シンガポール支部からのゲストが参加して、
総勢400名強の華やかなパーティでした。 豪華景品の当たる抽選会もあり、ここはやはり
ポルシェクラブだなぁ~と妙に実感したゴージャスパーティでした。
 相変わらずの曇天の次の日は、朝9時よりフリーランが始まり、その後は同乗者可能の
パレードランです。 お子さんを助手席に乗せているパパさんドライバーの方もいらっしゃ
いました。100台位の参加でしょうか。 これはこれで楽しく、お祭りを締めくくるのには
良い企画でした。数週走り、なんとパレードにもかかわわらず2コーナーのサンドトラップ
に突っ込んでいるポルシェを発見!これもイベントのうち???
当の本人はかなり恥ずかし~という感じでうつむき加減でレッカー待ちをしておりました。
最後にフェアウェルセレモニーがAパドックであり、音頭と共にいっせいにエンジンをかけ、
ホーンを鳴らして余韻を残しながら2日間の最後のエンディングを飾りました。

 初めてのパレード参加で初めてのサーキット走行という何もかも青い自分でしたが、
とても印象的で楽しくポルシェという車を通じて共感できる仲間の存在がある事がその人に
とって心強い味方になってくれるような…そんな気がしました。ポルシェとその仲間に
出会えた2日間に感謝!です。
 2年後に行われるポルシェパレードは第10回目という節目のタイミングという事でます
ますのパワーアップを期待しております。

 最後にこのイベントに関わられたスタッフの皆様、大変お疲れ様でした。
 

Club Rechtshinweis.